2009年12月30日

AVATAR

AVATAR

ジェームズ・キャメロン監督作品『アバター』を観てきました。
年末の休日とあってチケットは完売と、さすが話題のSF大作だけあって人気は高いようです。

3D映画はコレが初めてでしたがとても楽しめました。描かれるCGの鮮やかさもさることながら、3D専用メガネをかけると、「あっ」という間に先住民“ナヴィ”が住む“パンドラ”の幻想的で美しい世界に引き込まれてしまいます。この臨場感はものスゴイかも。

下半身の不自由な主人公が“アバター”を操り、“ナヴィ”との交流を深めるなかで、“パンドラ”の神秘性に触れ、自己を取り戻していく…分かりやすい勧善懲悪のストーリー展開も良い。エンディングはちょっと出来過ぎに感じるけど、まぁオッケーです。
劇場で観なきゃ意味ない作品なので、興味のある方はお正月にでも是非どうぞ。
観るなら「吹き替え版」で。

 ・映画「アバター」オフィシャルサイト
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2009年12月25日

COLOSSEUM - 「VALENTYNE SUITE」

ヴァレンタイン組曲ジャケットのアートワークが収録曲よりも高い評価を得るなんてことは'70年前後の英国作品には時としてあったようで、この“ジャケットも作品の一部である”という考えからくる音楽の楽しみかたは、自分の気に入った曲のみダウンロードするといった音楽作品を使い捨てのオモチャのように扱う今の時代ではさらにマイノリティな意見となりつつあるのだろう。圧倒的にコレクターでもないCD世代の自分がこんなこと書いても説得力の欠けらもないんだけど、30×30のレコード・ジャケットを正しくCDサイズに落とし込んだところで、オリジナルの迫力や時代の空気感までをコピーすることはできない。それでもアナログ盤の精神性みたいなものは大切に持っておきたいなぁと思う年の瀬であります。…と今年も数えるトコあと数日となりましたが、前回の「BLACK SABBATH」から『Vertigo』繋がりで今日はジョン・ハイズマン率いるCOLOSSEUMの二作目「VALENTYNE SUITE」(「ヴァレンタイン組曲」)を。ハイズマンさんって人は英国ロックだかジャズ・ロックの世界に生きるドラマーで、この人から大小様々な英国バンド・アーティストへと繋がってイキます。それだけにセンスのあるドラミングと何より熱のある演奏には非常に説得力があります。オリジナルは全5曲構成。本作はそこにボーナス・トラック2曲を加え、'70年リリースの「THE GRASS IS GREENER」と題されたUS編集盤をオマケしたお得な二枚組。ちなみにそのオマケCD、今だまともに聴いたことありません。ゴメンナサイ。
アナログではB面まるごと使っていると聞く"Valentyne Suite"、コレがまぁやはり有名な組曲だけあって素晴らしい。冒頭の勇ましいオルガンのメロディが名演を予感させ、ヴィブラフォンの音色が美しい。艶めかしいサックス、手数の多いドラミング…ライヴでしか作り出せないようなノリと熱狂の渦を実にクールにスタジオで演ってのけている。ロックの激しさの中に知性と教養が詰まったプログレッシヴな名品。前半のしっとりとしたなめらかで躍動感のある楽曲群もよくまとめられ…って、いや、テナーとソプラノを同時吹きするサックス奏者とか変態すぎるでしょ(笑)。

COLOSSEUM - 「VALENTYNE SUITE」
(1969)
1. The Kettle (4:29)
2. Elegy (3:14)
3. Butty's Blues (6:47)
4. The Machine Demands A Sacrifice (3:54)
5. Valentyne Suite (16:55)
 Theme One - January's Search
 Theme Two - February's Valentyne
 Theme Three - The Grass Is Always Greener
Bonus Tracks
6. Arthur's Moustache (6:31)
7. Lost Angeles (8:37)

produced by Tonny Reeves, Gerry Bron

James Litherland - guitar, vocals
Dave Greenslade - organ, vibes
Dick Heckstall-Smith - saxes
Tony Reeves - bass
Jon Hiseman - Drums


COLOSSEUM - 「THE GRASS IS GREENER」
(1970)
1. Jumping Off The Sun (3:38)
2. Lost Angeles (5:54)
3. Elegy (3:14)
4. Butty's Blues (6:46)
5. Rope Ladder To The Moon (3:45)
6. Bolero (5:30)
7. The Machine Demands A Sacrifice (2:53)
8. The Grass Is Greener (7:35)

produced by Tonny Reeves, Gerry Bron

Dave "Clem" Clempson - guitar, vocals
Dave Greenslade - organ, vibes
Dick Heckstall-Smith - saxes
Tony Reeves - bass
Jon Hiseman - Drums
James Litherland - vocals(on "Elegy")

"Valentyne Suite Part-1/2"


"Valentyne Suite Part-2/2"
ラベル:'60s プログレ
posted by rattlehead at 12:40| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月20日

BLACK SABBATH - 「BLACK SABBATH」

黒い安息日今の世の中、「13日の金曜日」って聞かされてもねぇ…リアリティに欠けるし、あのジェイソンですかと何のヒネりもない返しに失笑されるのがオチだが、'64年公開の恐怖映画のタイトルから取ったという彼等のテーマソング"Black Sabbath"で表現された暗黒のサウンド、薄気味悪いジャケットのアートワーク、オジー・オズボーンという稀代のフロントマンの存在等、すべてがすべて意図されたことであったとしても何か運命的なものを感じることはできる。バンド名をEARTHからBLACK SABBATHへ…1970年2月13日金曜日にリリースされたデヴュー作「BLACK SABBATH」は新たなロックの可能性を提示した記念すべき作品として知られる。邦題は皆さんよくご存じの「黒い安息日」。受け売りヨロシクでありますが、'60年代後半のサイケデリックなドラッグ・カルチャーと黒魔術崇拝から最大級の影響を受けたハード・ロック、それがバーミンガム出身の4ピース・バンドである彼等の意味するところだそうだ。
雨音と雷鳴、鐘の音がコレほど曲のコンセプトと一体化してるってのも素晴らしいし、不気味さを助長してるよね。そんな幕開けからはじまるタイトル曲"Black Sabbath"は死を予感するような重〜く引きずるような曲調から、後半はまさしくサスペンス映画さながらのクライマックスな展開を迎える。絶望的な歌唱も効いている。もう何度聴いてもコレは名曲中の名曲。アレンジ力が秀でて素晴らしいのだろう。その余韻めいたものが作品の最後まで漂っている。
オリジネイターの鮮烈さを味わうのなら3作目あたりがベストなんだろうけど、原石に触れたいのならやはりこの一枚かな。明らかにマジックが働く異様なタイトル曲ばかりが目立ってしまってるが、他の収録曲も普通に良いしね。

BLACK SABBATH - 「BLACK SABBATH」
(1970)
1. Black Sabbath (6:21)
2. The Wizard (4:24)
3. Behind The Wall Of Sleep (3:37)
4. N.I.B. (6:07)
5. Evil Woman (3:25)
6. Sleeping Village (3:46)
7. Warning (10:32)
8. Wicked World (4:43)

produced by Rodger Bain

Ozzy Osbourne - vocals, harmonica on "The Wizard"
Tony Iommi - guitar
Geezer Butler - bass
Bill Ward - drums

"Black Sabbath"


 ・Black Sabbath Official Website
ラベル:'70s Black Sabbath
posted by rattlehead at 16:42| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月17日

SONGS II

今井美樹

『SONGS』、後編。

"Ordinary Magic"のレコーディング・シーンが流れる。
かつて『今井美樹の素顔』(NHK BS2)で、"Dragonfly"の歌入れの風景を目にしたことがあったが、その時の異様な緊張感はここにはなかった。

「周囲は驚いたし、痛々しく見えていただろう」と布袋さんとの共闘を振り返る今井さん。当時ファンが何を求めていたのか理解していたと思える旨だ。しかし自身の声や才能にコンプレックスを持ち、大スキな音楽を生業としていくためにどうしても闘う必要があったこと…それは多くの血を流したが、しいては音楽活動20周年を迎えることができたという事実をファンは忘れてはならないだろう。いい曲も生まれた。

布袋さんの必要性を説いていた今井さんを思い出す。"Dragonfly"のあの映像は観ていてツラかった…そう、まさに痛々しかった…だからこそ「血肉になった」と力強く語る今井さん。
楽曲を思い描く形へと導くために一挙手一投足の労も惜しまない姿勢には音楽や仲間への深い感謝と、もうひとつ、コンプレックスとの格闘が透けて見えてくる。作詞作曲アレンジ歌演奏…五味調和した今井美樹の姿がそこにはあった。

On Air List (2009/12/16)
1. Goodbye Yesterday
2. beautiful life
3. PRIDE
4. ひとひら

 ・imai-miki.net
 ・@SONGS NHK
ラベル:今井美樹
posted by rattlehead at 17:16| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

SOUNDGARDEN - 「BADMOTORFINGER」

Soundgarden_3rdグランジ/オルタナティヴって、いわゆる“シアトル・サウンド”、その急先鋒だったSOUNDGARDENッス。シアトル・ロックの進攻は、HM/HRやスラッシュ・メタルの過激さまでもが色あせてしまう勢いや目新しさがあったと思うんだけど、その実、PEARL JAMは作品を出す毎に面白みは失せていったし(1stはよく聴いたケドね)、あのNIRVANAに至っては全くピンとこなかったなぁ…。生理的にこの手は受け付けないって評論家もいたっけ。“『Sub Pop』もの”にまで手を伸ばそうなんて思わなかったし…ま…人それぞれってところでの、このSOUNDGARDENなワケですよ(笑)。
オーヴァードースで他界した同郷のアンドリュー・ウッドって人への追悼作「TEMPLE OF THE DOG」、これが1回コッキリのプロジェクトで終わらすなんて甚だ惜しいくらいの名演・名作でありましたが、流行とは関係なく自分はたまたまここから入りました。そこに参加してたのが、本バンドの中心メンバー、クリス・コーネルとマット・キャメロンのお二人さんというわけ。クリスのコレまたソウルフルな歌いっぷりが見事な作品で、それについてはまたの機会に譲るとしまして、今日は'91年の3枚目「BADMOTORFINGER」。
自らもその影響を公言するように、BLACK SABBATHの重く引きずるような感覚とZEPのハイ・テンションなノリを特化させた…少し乱暴な例えだけど、1曲目のリフまわしは"Paranoid"っつう感じだしね。ロバート・プラント級のとんでもないエネルギッシュさに加えてデイヴィッド・カヴァデール色もありというクリスの歌唱が全篇にわたって息苦しいまでの緊張感をもたらしてて、それが場合によってはホントに息苦しくもなるという(笑)…うん、やっぱえげつのない存在感だ。個性的なバンドの一翼を担う小気味好いドラミングもツボ。
人気の高い"Jesus Christ Pose"やZEPの1stに通じるようなウネリを感じてしまう"New Damage"をはじめ、聴き手との体力勝負を要求する楽曲が詰まったヘヴィ・ロックな一枚。間違いなく、当時より今の方がハマッて聴けてるのが自分でも面白い。

SOUNDGARDEN - 「BADMOTORFINGER」
(1991)
1. Rusty Cage (4:25)
2. Outshined (5:10)
3. Slaves & Bulldozers (6:55)
4. Jesus Christ Pose (5:50)
5. Face Pollution (2:23)
6. Somewhere (4:20)
7. Searching With My Good Eye Closed (6:31)
8. Room A Thousand Years Wide (4:05)
9. Mind Riot (4:49)
10. Drawing Flies (2:26)
11. Holy Water (5:07)
12. New Damage (5:40)

produced by Terry Date & Soundgarden

Chris Cornell - vocals, guitar
Kim Thayil - guitar
Matt Cameron - drums
Ben Shepherd - bass

"Jesus Christ Pose"


 ・Chris Cornell Official Site
ラベル:'90s
posted by rattlehead at 12:34| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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