2010年07月29日

「村上春樹ロングインタビュー」

考える人映画『ノルウェイの森』にTHE BEATLESの楽曲の使用許可が下りたそうで、まぁ異例なことらしいっス。正直その事の大きさみたいなものは知る由もありませんが、「カフカ賞」「壁と卵」など原作者の功績が認められた、なんて単純には語れない素晴らしいことなのは確かでしょう。

で、季刊誌『考える人』の2010年夏号。
『情熱大陸』顔負け(?)の三日間のトーク・ライヴ。多岐にわたる質問にまるで手品の種明かしをするようにここまでオープンにして語ってらっしゃるのは初めてかもしれません。興味あるところでは、例えば、『ノルウェイの森』については、これまでよりさらに一歩踏み込んで発言なさっているように感じます。僕と鼠から『ねじまき鳥』、もちろん最新の『1Q84』のあれやこれや、その「BOOK0」「BOOK4」の可能性、そしてあの見当違いの不買運動についても言及しています。
読み応えがありますし、少しでも気になるかたは一読する価値はあるんじゃないかと思いますよ。是非。
こちら参考までに。
ラベル:村上春樹
posted by rattlehead at 11:45| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | books | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月21日

『アデル ファラオと復活の秘薬』

アデル


『インディー・ジョーンズ』『ハムナプトラ』『トゥームレイダー』あたりの美味しいとこどりしたような映画だと思って観ると、似て非なるものでした。アドベンチャー/アクションの要素は少なく、大きく期待ハズレ。良くも悪くもド派手な演出がない分、「ファラオ」も「秘薬」も脚本そのものの安っぽさだけが目立ってしまってます。どうもリュック・ベッソン監督のユーモアのセンスに自分はついていけないようです。

どちらも男勝りで男好きのするタイプなのは共通してますが、アンジェリーナ・ジョリーが演じたヒロインとは対照的な新しいヒロイン像をとても魅力的に描けているのが唯一の良かった点でしょうか。小股の切れあがったいい女って言うのか、続編にはそれに見合った面白さを期待したいです。スイマセン、ちょっと辛口で。

 ・映画「アデル」公式サイト
posted by rattlehead at 11:42| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(4) | movies | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月18日

MAGMA - 「LIVE」

ライヴ!もう一気に夏本番であります。間違っても夏の一服の清涼剤とはなりえませんが
「暑い夏には熱い音楽を」
そういった文句で紹介されることもある作品がコチラ。フランスのMAGMA、1975年の6月にパリにて収録されたライヴ・アルバム「LIVE」。

自作の言語(コバイア語)を使った歌詞。自分たちはコバイア星からやって来たコバイア星人。それって単に奇をてらったチンケな集団のようにしか見えませんが、そんな誤解を与えるような印象も変えてしまう揺るぎない音世界を創作しています。ただその音楽はおよそ常人の理解の範疇を超えてるかもしれません(笑)。バンドの演奏はライヴとは思えないような緻密さ。そして、ライヴを超えた熱気と興奮が渦巻いてると言いましょうか。
30分の長丁場となる一曲目の"Kohntahk"は冗長さを感じるにせよ、中盤を過ぎたあたりから一層過熱していく様がまぁ圧巻でして、コバイア星人の面目躍如(?)たるものがあります。凄まじいプレイ、テンションとそれを支える精神力。天才肌の大所帯を束ねるクリスチャン・ヴァンデの総合調整力の素晴らしさを目の当たりにするような…こう言うのを本来のカリスマって呼ぶのだろうな。そんな感じであと4曲収録されてるので、夏に根負けしないための名選10に加えてみます?

MAGMA - 「LIVE」
(1975)
1. Kohntark (31:03)
2. Kobah (6:25)
3. Lihns (4:56)
4. Hhai (8:51)
5. Mekanik Zain (18:13)

produced by Giorgio Gomelski

Christian Vander - Drums
Klaus Blasquiz - Vocal
Bernard Paganotti - Bass
Gabrial Federow - Guitar
Didier Lockwood - Violin
Benoit Widemann - Keyboards
Jean Pierre Asseline - Keyboards
Stella Vander - Vocal

"Hhai"

 ・MAGMA
ラベル:プログレ '70s
posted by rattlehead at 15:47| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月14日

220 VOLT - 「EYE TO EYE」

220 Volt北欧はスウェーデンから涼しい風を運んできてくれる世に言う「北欧メタル」の一枚。1979年結成で、四枚目にあたる傑作「EYE TO EYE」。
とうとうこのCD、音飛びする箇所が出てきて、再発盤があればほしいんだけど、長らく入手困難が続いてる状態。需要がないのか、権利上の問題なのか、どちらにせよとても残念なことです。まぁとにかく、今年21回目の夏を迎えた、自分には不朽の夏用アルバムなんであります。

その時「当たり」と思えても感性はおよそ磨かれていくものだし、ある邦楽ミュージシャンの言葉を借りますと「時の試練に耐える」ことのできない作品も少なくないです。そんな中で自信を持ってお奨めできるまったくの捨て曲なしのエヴァーグリーン・レコード。入手できる機会があれば是非という感じ。でも確かコレ、当時同じクラスの女子に貸した覚えがあるんだけど、特にコレと言った反応もなく返されたなw

北欧の気候風土を反映したような透明感のあるサウンド。哀愁を湛えた口当たりの良いメロディ・ライン。そこに美しいコーラスが響く。すべての楽曲が高品質で、中でも収録する三曲のバラードはどれもが高いヒット性をはらんでいます。
アメリカの市場を意識した作風ではありましたが商業的には振るわず、同郷のEUROPEに遠く及ばず、その後は散発的な活動にとどまっています。

220 VOLT - 「EYE TO EYE」
(1988)
1. The Harder They Come (3:48)
2. I'm On Fire (4:23)
3. Beat Of A Heart (4:15)
4. Eye To Eye (3:46)
5. Love Is All You Need (4:09)
6. Live It Up (3:39)
7. Dog Eat Dog (3:11)
8. Dangerous (3:30)
9. Still In Love (4:08)
10. Money Talks (4:03)
bonus track
11. On The Other Side (3:36)

produced by Max Norman

Jocke Lundholm - lead & backing vocals
Peter Olander - lead & rhythm guitars, acoustic guitars, backing vocals
Mikael Larsson - bass
Peter Hermansson - drums
Mats Karlsson - lead & rhythm guitars, keyboards & backing vocals

"Love Is All You Need"

 ・220 Volt.se
ラベル:'80s
posted by rattlehead at 08:52| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月09日

GENTLE GIANT - 「IN A GRASS HOUSE」

ガラスの家理工系の匂いがプンプンするサウンドで、やはり前衛技巧派集団として広く認知されるGENTLE GIANTです。本作はバンドの中枢を成すシャルマン三兄弟の長兄フィル・シャルマン脱退後に制作された1973年の五枚目「IN A GLASS HOUSE」。理論はもとより一般のロック・ファンには馴染みの薄い音楽や楽器群に明るいマルチ集団でもありまして、正直、ちょっと取っつきにくいトコロも。よって、識者の解説を読みながら聴き解くのが自分の場合は必須となります(笑)。
まるで複雑な計算式を経て設計された建造物のような楽曲。ガラスを叩き割る音から展開していく様が面白い一曲目"The Runaway"をはじめ全6曲で約38分。でも決してその難解さがストレスにならないような軽妙さとロックのカッコ良さ(これ大事)があって、意外と大衆的なのかもしれない。それが彼らの持ち味なんだろうと思う。

その効果はEL&Pの「展覧会の絵」に一歩譲るも、夏の夜の寝苦しいときなんか聴きながら寝ると不思議なことにぐっすり眠れます。ま、これは非常に個人的な話(笑)。

前作からプレイするジョン・ウェザーズのドラミングが引き続き素晴らしい。"Way Of Life"なんてカッコ良すぎ。

GENTLE GIANT - 「IN A GRASS HOUSE」
(1973)
1. The Runaway (7:24)
2. An Inmates Lullaby (4:31)
3. Way Of Life (7:52)
4. Experience (7:50)
5. A Reunion (2:11)
6. In A Glass House (8:08)

produced by Gentle Giant

Derek Shulman - vocals, alto and soprano sax and recorder
Gary Green - 6 & 12 string guitars, mandolin, percussion and alto recorder
Kerry Minnear - all keyboards, tuned percussion, recorder and vocals
Ray Shulman - bass guitar, violin, acoustic guitar, percussion and backing vocals
John Weathers - drums and percussion

"Way Of Life"

 ・The Gentle Giant Home Page
ラベル:プログレ '70s
posted by rattlehead at 15:38| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。