2010年01月04日

GREENSLADE - 「GREENSLADE」

Greenslade_1st映画『アバター』の圧倒的な美しいディテールにロジャー・ディーンの描く幻想的な世界を重ね合わせるヒトもいるようで、言われてみれば確かにそれらの間には何かしらの共通点を感じなくもない。'73年のGREENSLADEのデヴュー作「GREENSLADE」、この鮮やかな緑を基調としたアートワークはロジャーの作品群の中でも特に人気の高いイラストのようです。劇中に登場した“ナヴィ”を想起させる異性人が描かれているところもこうなると面白くなってくる。きっとキャメロン監督は“パンドラ”の世界観を作る上で参考にでもしたのかもしれない…?
そんなわけで新年の書き初めならぬ「聴き初め」は英国のこのバンドにしました。'60年代末にブリティッシュ・ロック史に一つの分岐点を作ったと言われているCOLOSSEUMのデイヴ・グリーンスレイドとトニー・リーヴスがその解散後に結成したGREENSLADEは前記事からの繋がりでもあります。ギターレスのツイン・キーボード・スタイルを実践したコトで知られ、ドラマーに元KING CRIMSONのアンディ・マカロックを迎え、キーボード&ヴォーカルのデイヴ・ローソンは元SAMURAIと実績のあるミュージシャンが集う。二人のデイヴが奏でるキーボード群の音色の豊かさが突出して素晴らしく、本作はそれに尽きるのだろうけど、軽快なドラミングやメロディアスなベース・ラインと聴きドコロは多い。決してバンド編成の特異さだけで終わらないある意味メルヘンチックとも言えるポップでまろやかなバンド・サウンドはまさにジャケットの情景そのまんま。しかしコレほどハモンド・オルガンやメロトロンの薫り立つ様が見事な音楽もなかなか見当たらないんじゃないでしょうか。まるで映画のエンドロールを観ているような気分にさせる"Sundance"が作品に切ない余韻を残す。

GREENSLADE - 「GREENSLADE」
(1973)
1. Feathered Friends (6:46)
2. An English Western (3:27)
3. Drowning Man (5:50)
4. Temple Song (3:34)
5. Melange (7:29)
6. What Are You Doin' To Me? (4:44)
7. Sundance (8:44)

produced by Tony Reeves, Dave Greenslade and Stuart Taylor

Dave Greenslade - keyboards
Dave Lawson - keyboards, vocals
Tony Reeves - bass guitar, double bass
Andrew McCulloch - drums, percussion

 ・The Greenslade Website
タグ:'70s プログレ
posted by rattlehead at 12:52| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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