2011年01月20日

AFFINITY - 「AFFINITY」

Affinity_1st

AFFINITY、その前身となると65年まで遡るが、リンダ・ホイル嬢をフィーチュアして制作された唯一のオリジナル「AFFINITY」は1970年にリリースされています。『Vertigo』『Keef』と英国ロック黄金時代を見るキーワードに自然と手が出る一枚なのはご承知のとおり。中でもこの見開きにわたって描かれた水辺に佇む一人の女性と二羽の白鳥はつとに有名で、日本の侘寂に似た美しい心象を映したようなキーフの代表作は40年の時を経てもなお芸術的だ。

全7曲、38分。そのうちオリジナルは2曲と少ないが、LED ZEPPELINのジョン・ポール・ジョーンズがアレンジ面で関与した"I Am And So Are You""I Wonder If I'll Care As Much"はZEPファンの心を興味深く捉えるだろうし、ジミヘンの演奏で知られるボブ・ディランの"All Along The Watchtower"など、元ネタには縁がない自分としては全曲オリジナルのように楽しめてる。

ヴィンセント・クレインのATOMIC ROOSTERみたいでカッコ良い"Three Sisters"はまさに英国の音って感じ。「ジャズやブルーズのテイストが強いロック」とお決まりの文句になるが、音楽性にマッチしたリンダ嬢のパフォーマンスはリントン・ネイフのオルガン同様、時代を鮮やかに切り取っているように思う。名アートワークゆえに必然と内容へのハードルが上がってしまうのは彼らにとっては少し不幸で、僕は好きなんだけどなあ。

AFFINITY - 「AFFINITY」
(1970)
1. I Am And So Are You (3:32)
2. Night Flight (7:17)
3. I Wonder If I'll Care As Much (3:21)
4. Mr. Joy (5:04)
5. Three Sisters (4:59)
6. Cocoanut Grove (2:35)
7. All Along The Watchtower (11:36)

produced by John Anthony

Linda Hoyle - Vocals
Lynton Naiff - Hammond B3 Organ, Piano, Wurlitzer Erectric Piano, Harpsichord, Vibraphone, Percussion
Mike Jopp - Erectric, Acoustic, and 12-String Guitars, Percussion
Mo Foster - Bass Guitar, Double Bass, Percussion
Grant Serpell - Drums, Percussion

"I Am And So Are You"
ラベル:'70s プログレ
posted by rattlehead at 14:30| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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