2011年02月07日

FAIRPORT CONVENTION - 「HOUSE FULL: LIVE AT THE LA TROUBADOUR」

FC_House FullTREESを突破口にフォーク・ロックの世界に足を踏み入れてみると必然的にサンディ・デニー嬢が歌う初期三枚、その中でも最高傑作と名高い四作目「LIEGE & LIEF」から入るのがおそらく最もポピュラーであり、ご多分に漏れず聴いてみた。で、前述の残り二枚にサンディ脱退後の「FULL HOUSE」、それからライヴ盤などざっと買ってみて、歴史を辿っていくとこれがなかなか一口では語れない面白さが分かってきた。デビュー作ではジュディ・ダイブルがヴォーカルをとってるらしいし、プログレ・ファンにとってまったくの畑違いだとも言い切れないのだな。あと何枚か聴きたいのが出てきたし、しばらくはFAIRPORT三昧かも。

まずはこの一枚、「HOUSE FULL: LIVE AT THE LA TROUBADOUR」(1977/1986)。1970年9月に行われたトルバドール・クラブでのライヴの模様を収めたものだ。本作は『Island』50周年記念にリリースされたCDらしく、86年発表の作品をベースにボートラを加えた全13曲仕様。詳細は解説を一読してもらうとして、サンディが抜けた「FULL HOUSE」期のメンバーによるクールで熱い演奏が聴ける素晴らしい作品。
クリックひとつでダウンロードできるようになったこのご時世に音楽の本質を説いてるミュージシャンってホント稀な存在なのではと憂うほどの中味で、音楽って、ライヴって…と考えてしまう。つまりそれほどの壮烈で説得力のある音を出してるワケで、ロック・ファン必聴かもしれん。
サンディほどの存在感はヴォーカルにないが、デイヴ・スウォーブリックの電光石火の早業で弾き倒すメインのヴァイオリンはバンドの新たな幕開けとなり、リズム隊のロック然となったアンサンブルは圧倒的。翌年の1月に脱退するリチャード・トンプソンも煌めきを見せている。
トラッドに明るくなくても楽しめる、まさに熱気と郷愁が入り交じったライヴ。きっと会場は最高にハッピーな空気に包まれていたに違いない。あらためて70年代のバンド作品から学ぶべきことって沢山あるなと。是非。

FAIRPORT CONVENTION - 「HOUSE FULL: LIVE AT THE LA TROUBADOUR」
(1977/1986)
1. Sir Patrick Spens (3:28)
2. Banks of the Sweet Primroses (4:37)
3. The Lark in the Morning Medley (3:53)
4. Sloth (12:18)
5. Staines Morris (3:44)
6. Matty Groves (8:43)
7. Jenny's Chickens / The Mason's Apron (4:41)
8. Battle of the Somme (5:01)
Bonus Tracks
9. Bonnie Kate / Sir B. McKenzies (4:56)
10. Yellow Bird (2:20)
11. Poor Will And The Jolly Hangman (5:34)
12. Sloth (Alternate Live Take) (11:50)
13. Jenny's Chickens / The Mason's Apron (Long Version) (6:17)

produced by Joe Boyd & Frank Kornelussen

Richard Thompson - lead guitar, dulcimer and vocals
Dave Swarbrick - violin and vocals
Simon Nicol - rhythm guitar and mandolin
Dave Pegg - bass and mandolin
Dave Mattacks - drums



 ・Fairport Convention's official website
タグ:'70s '80s
posted by rattlehead at 10:00| 大阪 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もうね、トラッドという言葉で括れないライブなんですよね、これ。滅茶苦茶かっこ良くて大好きなアルバムです♪
Posted by フレ at 2011年02月09日 20:09
>フレさん
久しぶりに当たった〜って感じっす。
一部のファンのものにしておくには勿体ない!
いやホントフレさんの慧眼は素晴らしいですよ。
Posted by rattlehead at 2011年02月10日 11:03
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