2011年04月03日

SPRING - 「SPRING」

早春の幻四月だしね、単純にやっぱSPRINGかと。で、彼らのファーストにして唯一のスタジオ作品「SPRING」は、1971年に『Neon』からリリースされてます。
制作には三つものメロトロンを使用したこと、またそれを三人が扱えることからも“トリプル・メロトロン”と称され、そんな悪魔の囁きにも似た言葉に反応してるのはきっと両足を棺桶に突っこんだ方々に違いない(笑)。それゆえにプログレ・ファンの間ではよく知られた一枚であるハズだけど、そこにこだわらずとも素晴らしい英国サウンドを聴けるのが嬉しいところ。とてもデリケートで、フォークのテイストと豊かな音色を奏でていて…そう、この明るくなりきれなさはまさに英国的だよなあ。
エルトン・ジョンが歌えばヒットしそうなピアノ・バラード"Song To Absent Friends (The Island)"はプロデューサー(ガス・ダッジョンは初期のエルトン作品を手掛けていることで有名らしい)の趣味だろうか。おもしろい。

アルバム・カヴァーはキーフ。『Repertoire』の紙ジャケは三分の一がカットされた(糖分じゃないんだから)じつに乱暴な作りのリイシューで芸術も何もあったもんじゃないけど、オリジナルは三面にわたって描かれてるらしい。どこで折り返されるかおそらく計算したうえで、ぱっと見さっぱりでも中味を聴きたいと思わせてしまう術はさすがだ。
邦題は「早春の幻」。

SPRING - 「SPRING」
(1971)
1. The Prisoner (Eight By Ten) (5:34)
2. Grail (6:44)
3. Boats (1:51)
4. Shipwrecked Soldier (5:11)
5. Golden Fleece (6:59)
6. Inside Out (4:49)
7. Song To Absent Friends (The Island) (2:47)
8. Gazing (5:54)
Bonus Tracks
9. Fools Gold (6:25)
10. Hendre Mews (7:09)
11. A World Full Of Whispers (3:57)

produced by Gus Dudgeon

Pat Moran - vocals, mellotron
Ray Martinez - lead guitar, mellotron, 12 string guitar
Adrian "Bone" Maloney - bass guitar
Pick Withers - drums, glockenspiel
Kips Brown - piano, organ, mellotron

ラベル:'70s プログレ
posted by rattlehead at 11:35| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(1) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Spring - Spring
Excerpt:  やっぱり英国ロックってのはジャケットアートと音がしっかりとマッチしてされに不思議な印象を生み出す、そしてそれがもちろんアナログ盤を眺めながらっていう空間の中で堪能できたらどんなに素晴らしいこと.....
Weblog: ロック好きの行き着く先は…
Tracked: 2011-04-03 19:22
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