2011年04月07日

KING CRIMSON - 「LIZARD」

King Crimson_3rdオリジナル編成はすでに形骸をとどめない三作目っすね。1970年リリースの「LIZARD」。ロバート・フリップと彼の旧友、ゴードン・ハスケル、そして新たに加入した(このあとGREENSLADEに参加する)アンディ・マカロックの三人が担当する通常の楽器に加えて、管楽器が相当数あってゲストも多数参加。去っていく人あれば来る人ありと「宮殿」の影響力はやはりスゴイらしい。
発表から40年余、今もって評価が分かれる作品であるらしいことは作り手としてはある意味しあわせとも言えるけど、ファン以外には、初期作品中もっとも認知されていない一枚ではなかろうか。その理由とされるひとつ、ゴードンの垢抜けない歌唱力は、EL&Pに走ったグレッグ・レイクやYESのジョン・アンダーソンが相手では分が悪いのは確か。それでも、どこか屈折したところが個人的には好きだし、この人の扱われ方を知ると悲惨なので文句は言えない。

音楽的な教養を迫るようなオリジナルは全5曲。既成のスタイルやセオリーなんてものはどうも通用しそうにない世界は、送り出された音がそれぞれ(リスナー)の胸にこたえるまでに少し時間がかかる。前二作よりも圧倒的にジャジーな緊張感に包まれているのは主に奇天烈なドラミングのせいと意気軒高なゲスト陣による存在感なのか。そのなかで、もの寂しいようすの"Lady Of The Dancing Water"がせつなくてフルートもきれい。

タイトルの"Lizard"は23分半もあって、30分番組ならこれ一曲かけて終わりだね(笑)。冗長で退屈なんて思わないで、時間が許すかぎり繰り返し聴いてみるのをおすすめします。感動巨編作品。

KING CRIMSON - 「LIZARD」
(1970)
1. Cirkus (6:42)
 Including: "Entry of the Chameleons"
2. Indoor Games (5:35)
3. Happy Family (4:17)
4. Lady of the Dancing Water (2:48)
5. Lizard (23:35)
 a) Prince Rupert Awakes
 b) Bolero - The Peacock's Tale
 c) The Battle of Glass Tears
  Including:
  (i) Dawn Song
  (ii) Last Skirmish
  (iii) Prince Rupert's Lament
 d) Big Top
Bonus Tracks
6. Lady of the Dancing Water (alternate take) (2:50)
7. Bolero (From Frame by Frame) (6:48)
8. Cirkus (studio run through with guide vocal from original sessions) (6:31)

produced by Robert Fripp, Peter Sinfield

Robert Fripp - guitar, mellotron, electric keyboards and devices
Mel Collins - flute & saxes
Gordon Haskell - bass guitar & vocals
Andy McCulloch - drums
Peter Sinfield - words & pictures

with
Robin Miller - oboe & cor anglais
Mark Charig - cornet
Nick Evans - trombone
Keith Tippett - piano & electric piano
Jon Anderson of YES - vocals on "Prince Rupert Awakes"



 ・King Crimson
タグ:'70s プログレ
posted by rattlehead at 14:44| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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