2011年01月06日

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』

死の秘宝Pt.1


お正月に観てきました。
『ハリポタ』も遂に最終章へ突入していよいよフィナーレ。一作目が上映されてから久しく、かつてはどうせ子供だましの映画だろうと決めてかかった自分も、今では原作を読み返すほどになってます。

原作の世界観を大切に常に安定したクオリティで送り出されてきたシリーズだけあって本作の出来も折り紙つき。ですが、「分霊箱」と聞いても「?」ならまずその辺りを押さえてから。連作もの、かつ長丁場で、観る人を選ぶのはしょうがないにしても、きっかけと好みさえ合えばどんどんハマれる娯楽大作です。ファンなら満足して『Part2』に臨めると思う。

 ・ハリー・ポッターと死の秘宝
ラベル:ハリポタ
posted by rattlehead at 12:43| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(5) | movies | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月21日

『ノルウェイの森』

ノルウェイの森


過去何度となく読み返してきた『ノルウェイの森』、小説というフォーム以上に物語を豊かに語る手段はないのだと、原作の素晴らしさに触れる映画だった。それでは映画そのものは良かったのか悪かったのか…多分両方あったと思う。
鮮やかさを帯びた映像。日本人の監督では描けなかったものも多々あるだろう。菊地凛子の迫真の演技をはじめ、主人公ワタナベ役の松山クンも健闘とキャスティングもハマっていた。見入るようなシーンもあった。ただ、小説では気の利いた警句も映画の台詞になるとあざとく聞こえたし、もう少し緑やレイコさんの内面を、また直子とレイコさんは互いに補完する関係にあったことを知らなくては映画で解釈は難しいのではないか。全体としてはシーンの断片をただ引っ付けた印象が強くていけない。
原作にあった病室での緑の父とワタナベの間に交わされる親密な空気、それはたしかに誰かに愛され、また傷つけもするワタナベの魅力を象徴的に語った個人的に一番好きなところで、描いてほしく残念であった。
しかし映画化が難しいとされるなかで、これだけ原典に近いイメージで作り上げたトラン・アン・ユン監督の情熱は正しかったと思う。

それにしても累計発行部数が1,000万部を超える大ベストセラーの映画にしては空席が目立ってたなあ。。。

 ・映画|ノルウェイの森
posted by rattlehead at 14:32| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(5) | movies | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月31日

『死刑台のエレベーター』

死刑台のエレベーター


終始淡い(暗い)トーンの映画でした。この手の「ボタンの掛け違い」が生む悲劇的お話(でもまあ皆さん自業自得っすよね)、全然嫌いじゃないんだけど、物語の重心がわかりずらいというか、軽いというか…赤いコートもどこか空回り。もっと湿気の強い作品に仕上げたほうが良かったかもと。そうすると三角関係「手都芽衣子(吉瀬美智子)、時藤隆彦(阿部寛)、手都孝光(津川雅彦)」の描きかたがドライで淡白。そのために、本来もっと真に迫るべき芽衣子の最後の台詞には重みが感じられなかった。吉瀬さんは好きなんだけどなぁ。彼女には少し力不足だったこともあるかもしれない。

善悪の境界線を何の躊躇もなく越えてしまう美容師(北川景子)や警官(玉山鉄二)のバランスの欠け具合は今の日本の風景とも取れるが、彼らを含めて完全燃焼した登場人物は少なく、何か判然としないまま観終わってしまった。
半世紀も前に制作された洋画をリメイクするおもしろさはあると思うし、期待値がちょっと高かったんだろうと思う。でもまあまあ楽しめました。

 ・映画『死刑台のエレベーター』公式サイト
posted by rattlehead at 16:45| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | movies | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月27日

『バイオハザードIV アフターライフ』

バイオハザード4


ヒロイン・アクションものの『バイオハザード』もシリーズ4作目。
観てきたので私感をサクッと。

もはやT-ウィルスだけで話を引っ張るには限界が見えてしまった一時間半でした。そのうえ人間ドラマが薄いのも痛い。冒頭から最後までひたすらドンパチっす。そんな印象しか残ってないw
人口のほとんどを失ってもなおアンブレラ社が非人道的な実験を繰り返している理由が明快でないため、必然的にアリスの役割もどこか空回っているように見えます。ゲームをプレイした人でないとわからないというのであれば、それは不親切だろう。大企業の新たな闇を描くことにもっと注力していれば、アリスの復讐心や正義感、派手なアクションも生きてくるのではと。次作への序章みたいなもんだろうか?コレは。
映像、音響は悪くないし、3Dもそこそこ楽しめたので、ギリギリ及第点か。

 ・バイオハザードIV アフターライフ - オフィシャルサイト
posted by rattlehead at 15:12| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | movies | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月08日

アンジェリーナ・ジョリーの『ソルト』

SALT


都合よく(?)公開前には実際にロシア人の女スパイが米当局に拘束される事件もありましたが、この映画を観てきました。

ロシア人の女スパイ「ソルト」の行動の真意を派手な演出によって明らかにしていく手法はさすがハリウッド映画の御家芸といったトコロでしょうか。冷戦終了後は露骨に仮想敵国として描かれることはなくとも、こうやって米露の関係を題材にすると生き生きとした映画が出来上がってしまうのはちょっとした皮肉か。まぁそんなことはどうでもよくって単純に楽しめる作品です。ただし「彼女」の独壇場であることは付け加えておきますが。
続きがあるような含みを持たせたエンディングに浄化作用はありませんが、それは自国のスパイに対する国の非情さを暗示しているようでもあります。

 ・ソルト - オフィシャルサイト
posted by rattlehead at 17:47| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(9) | movies | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。